代表理事 ごあいさつ

日本CL(建設的な生き方)学会のホームページにおいでいただき、ありがとう
ございます。

当学会は、慈恵医大の精神科医であった森田正馬氏が神経質の治療のため
に考案した森田療法と、吉本伊信氏によって提唱された内観法をベースに、アメ
リカの文化人類学者 D.K.レイノルズ博士が考案した教育方法である
Constructive Living(建設的な生き方)の普及と研究、実践者の育成を通して、
会員相互の情報交換を目的として2011年に設立されました。

日本は、世界のどの国と比べても見劣りしないほど自由で豊かな国になりまし
たが、これほど豊かで自由な国になったにもかかわらず、自ら命を絶つ人が、
一年間に3万人を超え続けています。こうした状態をレイノルズ博士は本の中
で「水の中にいるのに喉の渇いている人たち」と比喩しています。

誰もが、一度きりの人生を良いものにしたいと願いながら、何が幸せなのか、
良い人生とはどんなものなのかを見失っているのかもしれません。皆さんの中
にも、「やらなければ、やらなければ」と思えば思うほど、その仕事に手をつけ
ることが億劫になったことのある方がいるかもしれません。

また、やる気がしなくて、必要な行動をしなかったことがあるかもしれません。
気分に任せて生きていたら、人生を良いものにすることは難しいと思います。

また、不快な出来事ばかりに囚われて、自分を支えてくれている事実に気が
つかないようでは、良い人生ではないと思います。

CLは、森田療法と内観法の知恵を、生活で実践、活用することで、より良い
人生の実現を目指すものです。日本はもちろん、世界の企業、学校、福祉、
家庭で、さまざまに活用されておりますので、皆様の人生でもCLを活用いた
だけたら、このうえない喜びです。

                        一般社団法人日本CL学会 代表理事  杉井保之 

 

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       D.K レイノルズ博士               IACL(CL国際学会)
                            in オーストラリア